2013年11月1日〜15日 |
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11月1日 キアラン 〔未出・マギステル〕 わたしはまたK様に女子高生の衣装を着せました。 「ブレザーもいいけど、セーラーカラーも可愛い」 「あの」 K様はもじもじと短いスカートをおさえています。 「ノーパンってのはちょっと」 「全裸のほうがマシですか」 「いや、それも」 わたしは言いました。 「楽しんで。ひとの視線はあなたのセクシーさを賛美しているだけです。タッチは賞賛だと思ってください。心配は要りません。わたしのそばを離れなければ、何もイヤなことは起こりません」 K様は頬を赤くしてうなずきました。 |
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11月2日 キアラン 〔未出・マギステル〕 わたしはK様をしたがえ、庭園に出ました。 K様がお尻をおさえながら歩くので、ひとが見て笑います。K様は真っ赤です。 「スカートから手を放しなさい」 「いや、でも」 「よけい目立ちますよ」 その手を掴み取ると、K様はうつむいてしまわれました。そのうなじの赤さに、つい抱きしめたくなります。 調書からはK様が野外露出に特に関心があることを読み取れます。おそらく彼はすでに少し興奮しているはずです。 「ここに登って」 わたしは丸木の手すりを示しました。 |
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11月3日 キアラン 〔未出・マギステル〕 手すりの高さは腰ほどです。高くはありませんが、K様はためらいました。わたしはやさしく、 「この場でスカートを脱がされたいんですか」 「え、や、やるから」 K様はしかたなく、柵に足をかけます。柵はそれほど細くはないので歩行に困難はありません。 ただし、風通しがいいのか、彼の足取りは小鹿のようにビクビクしています。 「ほら、早く」 彼の手を掴み、誘導します。K様は片手でスカートを押さえましたが、 「ノー。手を広げて」 「でも」 「ひとが来るまでここにいますか」 |
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11月4日 キアラン 〔未出・マギステル〕 平均台をのぼりきったK様は赤くなり少し涙ぐんでいました。抱き寄せると自然にしがみつきました。 「興奮した?」 わずかにその首が横に振れます。 「そうですか。でも、咽喉は渇いたでしょう。水を飲みましょう」 わたしは園内の水飲み場に案内しました。 「どうぞ、あれは飲めます。日本のと同じ」 K様は水飲み台にかがもうとして躊躇しました。 わたしが背後に立ったからです。かがむとスカートがあがります。 「水を飲んで」 K様はおずおずと水飲み場に口をつけました。 |
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11月5日 キアラン 〔未出・マギステル〕 スカートの裾から可愛い丸い尻が現れます。 わたしは「足を開いて」と命じました。 K様は一瞬つまりました。 しかし、彼はすでに一種、陶酔状態にありました。 その足がじりじりと開きはじめたのです。 「いい子だ」 わたしはさらに命じました。 「スカートをまくって」 喘ぎに似た、かすれた悲鳴みたいなものが聞こえました。腰がこわばるのがわかります。 「スカートをまくりなさい。あなたの手で」 彼の手が動き、そっと裾をつまみます。遠慮がちに裾を引き上げ、白い双丘をあらわしました。 |
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11月6日 キアラン 〔未出・マギステル〕 「とてもセクシー」 わたしは彼の尻をほめました。K様は均整のとれた長身で、尻も足も若木のようにしなやかです。とくに尻は果物のように汁気があり、高く弾んでいます。 内腿がわずかに震えている光景に、わたしはうっとりしました。近づくと、彼はビクリと足をとじかけました。 「いけません。そのまま」 わたしは彼の傍らに立ち、手に水をすくいました。 「触ったら熱そうだ」 水を彼の尻にこぼしかけました。水がその火照った肌を愛撫しながら、彼の内腿を淫らに流れおちていきました。 |
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11月7日 キアラン 〔未出・マギステル〕 K様は水飲み場に伏せたまま、ひどく喘いでいました。 足はびしょぬれ。 彼のからだはとても繊細です。想像力もゆたかです。水のしたたりに、昂ぶっているのがわかります。 わたしも咽喉がかわきました。この場で抱きすくめれば、落とせるかもしれません。 でも、そういう状態を見殺しにするのが、わたしは楽しいのです。 「さあ、行きましょう。」 わたしは彼の肩をうながしました。彼をとりまく空気がすがるように指にまとわりつくのを感じました。 |
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11月8日 キアラン 〔未出・マギステル〕 手をつないでも、K様はいやがりませんでした。もっとも片手はさりげなくスカートの前に添えられています。 「おしとやかですね」 からかうと、K様はものも言えず、うつむいてしまいました。 わたしたちは庭の少しひらけた芝生にきました。歩いてすぐ、男の声が響きました。 「わんわんわん!」 裸の大男が芝生の上を四つんばいで駆け寄ってきます。K様は飛びのきました。 「わんわん!」 大男がわたしに飛びかかりました。顔をなめようとします。 「王子、王子、お座り!」 |
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11月9日 キアラン 〔未出・マギステル〕 王子の登場に、K様はあ然と立ち尽くしていました。 王子は興奮し、お座りの途中でじゃれついたり、ホンモノの犬のように落ち着きません。すでに勃起しています。 「王子! 小屋に戻るか?」 王子はやっと座り、機嫌をとるように見上げました。 K様は彼の顔を見て、口をあいています。 おそらく知った顔なのです。経済誌にはよく写真の出る方ですから。 わたしは言いました。 「彼の名前を言わないで。ここではただ王子と呼ばれています。わたしの可愛い愛犬です。あなたをエスコートします」 |
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11月10日 キアラン 〔未出・マギステル〕 これがわれわれの特権です。 ほかのエスコートサービスなら、ダブルブッキングなど許されませんが、わたしたちには多少の不都合も調教の道具に変えることができるのです。 もちろん、ふたりの顧客を同時に満足させなければなりませんが。 「さあ、王子の頭を撫でてやって」 戸惑うK様にわたしは命じました。K様がおそるおそる撫でると、王子がひょいとスカートの中にもぐります。 「ひゃっ」 「逃げない!」 わたしはK様を押さえました。 「挨拶を受けないなら、彼はあなたを敵とみなしますよ」 |
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11月11日 キアラン 〔未出・マギステル〕 王子の挨拶はひどく念入りでした。 スカートにもぐりこんだ頭が淫猥に動き、舌の音がさかんにします。 K様は顔を真っ赤にして、身をかがめ、震えています。 いつ人の通るかしれない野外です。 「――」 K様はしゃがみこんでしまいました。 「王子、もういいよ」 ところが、王子はやめません。わたしは王子の尻を引っぱたきました。 「散歩しないのか?」 王子はあわてて下がり、わたしにじゃれつきました。 「わん!」 わたしはその首にリードをかけ、K様に渡しました。 「さあ、彼の前を歩いて」 |
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11月12日 キアラン 〔未出・マギステル〕 K様はこわごわ王子のリードを取り、歩きました。 王子はわざと寄り道したり、K様のスカートに鼻を突っ込んだりして遊んでいます。 そのたびにわたしに叱られるのが楽しいのです。 K様は下からのぞかれ、まともに歩けず、ねじれがちになっています。 「ちょっと、このひと」 「王子です。悪いことした時は叱ってあげてください」 「叱るって――コラ!」 王子はその及び腰が可笑しいのか、さらに調子にのって頭突きします。スカートに噛みつき、引っ張ります。 |
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11月13日 キアラン 〔未出・マギステル〕 わたしたちはドッグランに来ました。 すでに二匹の先客がいます。マギステルたちがボールを投げ、「取って来い」をして遊んでいます。 リードをはずしてやると、王子はふたりのお仲間のところに駆け寄っていきました。 ボールの取り合いから噛みつき合いになります。 「王子! 王子!」 マギステルが王子の背を踏み、尻を出させました。ほかの犬がすかさずマウント。王子の歓びの声に、K様が真っ赤になっていいました。 「ちょっとトイレ」 「その辺でどうぞ」 「……」 K様はあきらめました。 |
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11月14日 キアラン 〔未出・マギステル〕 K様はすっかり温まっています。 卑猥な自分のいでたち、軽いボディタッチ、目の前でくりひろげられる乱交に、心の鍵もはずれかけています。 頬はピンクに染まり、まなざしもかすかに甘えるようにやさしくなっています。わたしが歩くと隣にぴたりとついてきます。 ざまあみろ、サー・コンラッド。 三日待たずとも、今日中にいただけそうです。レストランで精力剤たっぷりの食事をとった後、わたしは彼らを円形劇場へ観劇に連れ出しました。 |
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11月15日 キアラン 〔未出・マギステル〕 マチネの目玉は仔犬ショーでした。 これはまだ買い手のついていない仔犬を使ったデモンストレーションです。調教を受けていない仔犬の新鮮な動揺を楽しむことができます。 今日の仔犬は海軍の白い制服を着ていました。天井から宙に吊られ、足をひらかれています。しきりに観客を罵り、歯をむいていますが、脂汗をながし、苦悶にからだがよじれています。 たぶん、下剤でも飲まされているのです。 「グ――、アアッ、見るな! 見るなー!」 犬がギャアギャアわめきだしました。 |
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