悪党クラブ 第11話 |
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グリフィス先生は口が重い。 フットボールの練習を見ている時には、雷のような怒鳴り声が出たが、ふだんは口数を節約している。めったに笑わない。 そんな先生から、よがり声を聞くのはひどく愉快だった。 「グリフィス先生、校長先生がお呼びです」 午後のスポーツの時間、おれは先生に呼びかけた。 先生は睨みもしない。おれの姿が見えた時からあきらめているのだろう。グラウンドの生徒たちに指示を言い残し、素直についてくる。 「ポロの練習が今日はないんだ」 廊下に入ると、おれは言った「どうしても会いたくてね」 おれは彼を更衣室に連れこんだ。 「全部脱げ。全裸だ」 先生の目が一瞬揺れる。だが、逆らえば拘束が長くなるだけだ。 グリフィス先生は黙って服を脱ぎ、裸になった。 「四つん這い」 雄偉なからだが更衣室の床に手とひざをつく。いつもながら見事な裸形だ。筋肉が隆として輝き、力が漲っている。それが尻を出し、従容と首を垂れている。ひどくはらわたに響く光景だ。 おれは彼の大きな尻にまわり、肛門にクリームを塗った。 「!」 先生がはっとふりむく。 「もう今日は終りだろ」 おれは笑いながら穴のなかに催淫剤を塗りこめた。 「声がききたいんだ。最近、おとなしいから」 トイレで犯す時はさすがに先生も声を噛む。かみ殺した声がもれていくのがまた可愛いのだが、たまには弾けさせたい。 「あ、あ……」 粘膜からの吸収は早かった。先生はすぐにおちつかなげにあえぎはじめた。尻穴をしぼり、おれの指をくわえとろうとする。 「ダメだ。おれの手でよがるんじゃない」 おれは笑い、彼の前にまわった。 「ビッチ、こいつが欲しいか」 鼻先に立ち、見下ろす。グリフィス先生の目はすでに熱にきらめいている。 「……はい」 「じゃ、ケツを振れ。色っぽくな」 先生は目を伏せた。その背がたわみ、大きな尻が高く突き出される。 「……、ん……」 重い尻が左右に揺れた。腰をひねり、ふたつの丘を交互に差し出す。尻の穴をよじるように卑猥に尻をふる。 「ん、……ふ……」 やがて、腰はうねうねと突きあがり、また地にもぐった。ひらかれた肛門に何かを飲み込むように、せつなくおどった。 ためらいがちな声がしだいに熱をおびていく。 おれは彼の背後にまわった。 尻たぶは大きくひらかれていた。肛門が催淫剤で濡れ光っている。濡れた穴が深海のふしぎな生きもののように開閉するのが、ひどく淫らだった。 「ハ、んん――アアッ」 先生は大きく尻をゆすりだした。股間で、大きなペニスがベルのように揺れる。揺れるたびにしずくが散り、タイルをぬらした。 「あ……アア……ッ、どうか」 グリフィス先生は頭を床に突き、両手でぐっと尻たぶをひらいた。 濡れた肛門がひらかれ、暗い穴がのぞく。滴が一筋たれる。 「もう少しこらえろ」 おれは笑い、また彼の前にまわった。 「しゃぶってもいいよ」 先生は飛びつくように、おれの股間をこじあけた。ペニスを引き出し、飢えるもののようにほお張る。 「んっ、んんっ」 必死に舌でなめあげてくる。口腔の粘膜すべてをつかってしぼりあげる。 おれは先生の髪をなぶり、わらった。 ウィリアム・グリフィス先生はペニスの欲求には素直だ。いちいちためらったり、恥じて泣いたりはしない。 従順なのか。従順なふりをしているのか。 おれは彼が見かけよりも賢いような気がしている。少しその素直さが気になるのだ。 「――」 背骨がいい具合につっぱってきた時、おれはわざと射精した。 先生がおどろいて目をあける。 「馬鹿だな」 おれはあえぎながら笑い、 「先生ががっつくから、我慢できなかったよ」 やってあげるから、もう一回だ、と命じる。 先生になすすべはなかった。彼の腹には棍棒のようなペニスがぴたりと張り付き、すでに射精したかのように濡れ果てていた。 ふたたび先生が口をうごめかす。 あごを使いつつ、もじもじと尻を動かしているのがかわいい。焼けつく尻穴になにかを触れさせようと必死に尻を差し出している。 生温かい舌の愛撫を楽しみながら、おれは時計を見た。 (もうすぐだ) 午後の活動時間が終わっていた。そろそろここに生徒たちが、着替えに戻ってくる。 「よし、いい子だ」 おれは彼にあおむけにならせた。ズボンを脱いで、彼の上に覆い被さる。 その小さな乳房を愛撫し、唇にふくんだ。 「あ、アッ」 乳首を噛まれ、先生が嬌声をあげる。射精したようだ。だが、すぐにまた身もだえした。じれったいというように股間を押し付けてくる。 おれはしつこく乳首を舐めころがし、吸い上げた。 「!」 先生のからだがこわばる。 廊下に生徒たちの声がしていた。大きな肩が跳ね上がりかける。 それをおさえつけ、睨んだ。 「じっとしてろ。まだ起きていいとは言っていない」 ドアのすぐ外に人声がしていた。ドアノブがガチャガチャ音をたてる。 「おい。鍵かかってるぞ」 おれは一度起きて、ドアを細くあけた。 「おまえら、五分待ってろ」 「ドク? なにやってんの」 「お楽しみの最中だ」 ドアを閉めて、先生のほうを向いた。 先生は目を剥いたまま、凍り付いてしまっている。 「ほら、このままじゃ帰れないだろ」 おれがふたたび先生を押し倒すと、ドアの外でわっと笑い声があがった。 「こらー、相手だれだ」 「ジョアンちゃんか。おれにもやらせろー」 おれはうろたえている先生の片足をかつぎあげ、中に入った。 「ひッ――」 精液が飛び、腰が小刻みに痙攣する。 (声出すなよ) おれはふくみ笑い、すぐに駆け出した。 グリフィス先生はうろたえきっていた。 ドア一枚向こうでは、学生たちが笑い騒いでいる。誰かが鍵穴からのぞいているかもしれない。ひとを呼んでくるかもしれない。 「あ、ンッ――アッ――」 先生の胸をもみしだく。 乳房を嬲られると先生は抵抗できなかった。逞しいからだがたじろぎ、弾けそうなほど引き攣る。ペニスが積み上がるように浮き上がってしまう。 おれは先生の胸をつかんで、腰を振りつづけた。 たまらなくスリリングだ。従順すぎる先生があわてるのが愉快だった。 「は、ん、アア、ん」 先生の顔は真っ赤だった。目がおびえている。だが、催淫剤で熟れあがったからだを突きまくられては、逃げようもない。 「アアッ、あ――クッ――!」 先生の背が強く弾けた。心地よい振動に、つられておれのほうのダムもひらく。 背骨が踊り、頭から熱い潮が引いていった。目が一瞬眩んだ。 おれはあえいでいる先生に、窓を示してささやいた。 「連中が窓からまわってくる。急いで行け。ズボンを履いてから、靴を履けよ」 |
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